「社長」の仕事

社長の仕事は一番大変な仕事です。
会社,従業員とその先の家族を守るという大きな役割があり,まさに城主のような存在です。その環境は孤独を感じることもあるでしょう。そのような中で常に正しい,またはより適切な判断を求められているのが社長です。

正しい判断とは,どういうことでしょうか?
「何のために何をしたらどうなるのか」を試算できるということ。つまり,目的と効果,あわせてリスクを検証するということです。例えば,人が足りないと感じた時,その理由を検証することなく人員を増やそうとするのは『感情』です。試算ができる社長なら『勘定』で判断します。増員すれば効果はどうなるか,売上アップにつながるのか,効率化につながるのか,最終的には採算はどうなるのか等々の勘定が必要です。

『感情』での判断と『勘定』での判断

とはいえ,判断の結果はわかりません。しかし,判断の根拠が正しければ,致命的な失敗になりにくく,もっと言えば失敗を成功に変えることさえできるのです。正しい判断をするということは,その根拠(検証すべき要因,ポイント)の妥当性をしっかり検証することです。

なんとなくの考えは,なんとなくの修正しかできません。
一生懸命考え,検証した判断は,たとえ想定の結果でなかったとしてもその理由の検証がしやすいのです。そして,その姿勢が次第に社長のジャッジを研ぎ澄まさせていくでしょう。

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