経営者から消費税が重いという声をよく聞きます。どうすれば安心して会社経営できるのでしょうか。
まず,消費税について考えてみます。大まかにいうと,売上と支払(経費)の両方に消費税が掛かり,その差額を納めるのが消費税となります。
この差額をストックしておけばよいのですが,これを運転資金にまわすことはよくあり,納税時期に消費税分をねん出しなければならないという事態となることが往々にあるのが現実です。
日本国中で黒字企業は約3割と言われており,約7割の企業は潤沢な利益があるとは言い難く,消費税が重く感じる経営者は少なくありません。
もう一つの側面として,消費税が利益に掛かるのではなく,動いたボリュームにかかる税なので,利益にかかわらず納める必要があるということです。安心して経営するにはいくら利益があればよいのかを考えなければなりません。
しかし,消費税だけを考えればよいというわけではなく納税のしくみ,決算書のしくみを理解してこそ様々な対策を打つことができます。
消費税も大きな枠組のひとつとして位置づけねばならず,もっと言えば経営者は,納税のしくみ,決算書のしくみにあわせて「資金繰り」を考えるべきであり「経営判断」すべきです。

上記のように言うのは簡単ですが,実践するのは本当に難しく大変です。



